最近、気付いた民主主義とか個人は独立で自由であるというのは、極端な思想だということ

アベプラ動画やテレ東動画では、味わって聞くことが出来ない対談を見ることが出来た。

アベプラ、テレ東ではまったく噛み合わない議論をみせられる聞かされるという、単なる苦行・嫌がらせを受けるわけだが、意外や文藝春秋動画が良いものであった。

特に先崎彰容さんの対談相手の弁論の趣旨を解釈して確認する、うまく聞き出せていない時には問い直すやり取りが、視聴者の理解を助けてくれる。

その中で分かったのは、東浩紀が世界を公平に相対化して捉えていることである。東浩紀は左右どちらからも批判されていると自ら卑下するのが常なのだが、実際、他のパネルディスカッションの場では精彩を欠くというかパッとしない。だけど、上の文春動画で先崎彰容、小泉悠らと対談では東浩紀の発言をその言いたいことを聞くことが出来るのである。なるほど、彼の語る整理されたような整理がついていないような世界を聞けば合理的だし、聞けば分かる事なのだ。